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竹林は宝!!

たけのこや竹の建材利用のまとめ

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5700坪の山林土地を購入。購入の決め手と先祖の土地にしなかった理由

岡山5700坪土地購入

将来は山林を購入し、小屋を建て、自然農法で野菜を作りパーマカルチャーな生活をしたいと思っている@kami_gurashiです。

たか
たか

・・・といつも、ただ思い描くだけでしたが、これからは違います。

ようやく2021年6月に土地を購入できました!

息子
息子

わーい!やったー!

この記事では、岡山に土地を購入するに至った経緯などをご紹介したいと思います。

約5,700坪の山林土地を購入

今回、購入した土地は約5,700坪の山林土地です。

この土地に決めたのは、私たちが土地に求める条件をほぼ満たしていたからです。私たちが土地に求めていた条件は主に以下のようなものです。

  • 水が確保できる
  • 平坦地がある
  • 日当たり
  • 竹が調達できる

詳しくはまた別記事でご紹介しますが、大きくは上記のような条件で土地探しをしていました。

今回の土地は、この条件をほぼ全て満たしている土地だったのです。

たか
たか

ひとまずいくつか現地写真をご覧ください

水量は多くないが湧き水がある。
↑水量は多くないが湧き水がある。
平坦地。ササダケが旺盛。
↑平坦地。ササダケが旺盛。
平坦地。数十年放置されていたので竹が生えすぎて倒れています。
↑平坦地。数十年放置されていたので竹が生えすぎて倒れています。
昔、棚田があった名残で平坦地が奥まで続く。中央付近には湧き水が流れる。
↑昔、棚田があった名残で平坦地が奥まで続く。写真中央付近には湧き水が流れる。
日当たりも良好。竹を伐採して整理すれば更に良くなるはず。
↑日当たりも良好。竹を伐採して整理すれば更に良くなるはず。
豊富な竹が手に入る。たけのこも生えます。
↑豊富な竹が手に入る。たけのこも生えます。
公道に面した土地。駐車場にぴったり。ただしぬかるんでいるので改良が必要
↑公道に面した土地。駐車場にぴったり。ただしぬかるんでいるので改良が必要

行動を起こすとあれよと決まった

以前から、土地を探したいと思っておりインターネットで色々検索したりはしていましたが、物件情報を見ては画面の前でこれいいな〜とかあれいいな〜とかやっているだけでした。

それが2021年5月、突然何かのスイッチが入り実際に物件を見てみよう!と行動しました。

とにかく動かないことには何も始まらないので、ある物件の見学希望を連絡し、実際に見にいきました。

山で小屋暮らしをしたいなと思いはじめてから情報収集をする為に色々なブログを読み漁っていましたが、中でも「地球生活Neo」というブログは土地の購入から開拓、小屋作りまで網羅されておりとても勉強になっています。

ブログの記事で、「自然と暮らす」という不動産屋さんで土地を探したとあり、それからは「自然と暮らす」さんのホームページをちょくちょく覗いておりました。

ある日、ある物件が目に止まります。

その物件は希望通りという感じでは無かったのですが、行動を起こさないと始まらないと思い、思い切って「自然と暮らす」さんに連絡することに。

するとなんと、地球生活NEOのブログ主さんから返信があったのです

実はブログに自然と暮らすさんのお仕事を手伝っていると書かれていたので「運が良ければお会いできるかも」と考えていたのですがまさか直接物件をご紹介いただき一緒に見て回ってくださるとは思いもよらず・・・。

岡山に決めた理由

それでは、日本全国様々な場所があるのにどうして岡山に決めたのか。それは主に以下のような理由です。

岡山に決めた4つの理由
  • 今住んでいる場所から通える
  • 不動産屋さん「自然と暮らす」の存在
  • すでに小屋暮らし・山暮らしする先人が多数いる
  • 断層が少ない

順にみていきます。

今住んでいる場所から通える

私は兵庫県在住なのですが、最初は漠然と土地探しをして、今住んでいる場所からかなり遠い九州の地なども視野に入れていました。

しかしよく考えると、娘や息子が学生のうちは容易に動く事ができないので、あまりに遠いと子どもたちの手が離れてからいきなり現地に引っ越ししてしまわないといけなくなります。

整備に通うというのもありますが、遠方では交通費もバカにならないので現実的ではありません。

その点、岡山県は兵庫県からは隣の県です。

高速を使えば2時間もかかりません。高速代節約で下道を使っても3時間半ほどです。

これは今の日常生活を送りながら今後の岡山生活のためにコツコツ整備ができるということです。

不動産屋さん「自然と暮らす」の存在

岡山県に決めた理由のひとつに「自然と暮らす」さんの存在があります。

こちらの不動産屋さんは、通常の古民家物件はもちろん今回紹介していただいたような山林物件まで幅広く取り扱いされていらっしゃいます。

ホームページも写真がしっかり掲載されて雰囲気が良くわかります。

今回、現地を案内してくださった「地球生活NEO」のブログ主さんも、契約関係の説明などをしてくださる担当者さんも、親切で丁寧な説明をしてくださり安心して購入まで進むことができました

たか
たか

Googleマップのレビューには低評価なコメントもありましたが、少なくとも私達は大きな不満もなく親切な対応をしてくださいましたよ。

今回の物件は、「自然と暮らす」さんの所有する物件だったため、初めての見学予約日以外にも私達家族だけでの見学も快く許可していただき、仮押さえした後に追加で2回も見学させていただきました。

のん
のん

おかげで隅々まで確認することができましたよ〜!

すでに小屋暮らし・山暮らしする先人が多数いる

上述した「自然と暮らす」さんのおかげか岡山には移住者が結構多く、小屋暮らしする方がすでに多く存在するようです。

今回、担当してくださった「地球生活NEO」のブログ主さんをはじめ今回購入した物件近くにも、既に小屋を建てて暮らしているご家族もいらっしゃるとか。

また、「自然と暮らす」さんのホームページにも移住した方の特集ページが設けられていますので興味がある方はチェックしてみてください。

断層が少ない

これも地味に重要な点です。

南海トラフや東海での本州を大きく揺るがす地震が待ったなしと言われる中、少しでも被害は最小にしたいものです。

岡山県は昔から地震が全国でも少ないほうで、県内を走る断層も県東部の兵庫県との境に少しある程度です。(現段階で分かっている限りですが)

全く安心というわけではありませんが、少しでも可能性が少ないというのはやはり安心です。

たか
たか

記事を公開する前に以下論文を見つけました!

吉備高原:変動帯日本における安定陸塊

2020年3月20日に、英科学誌「nature SR」に掲載された論文には、地質・地形調査や岩石・鉱物の年代分析によって約3400万年前に東アジア大陸の一部であった吉備高原は、その後、日本海の形成(2000万〜1500年前)によって中国大陸から分離した際も大規模地殻変動の影響を受けておらず、アジア大陸ができた当時の表層環境の記録を現在まで保っていることが分かったそうです。

Kibi Plateau: A stable-coherent tectonic unit in the active Japanese Islands(吉備高原: 変動帯日本における安定陸塊)

なぜ先祖の土地でなかったのか

幼少の頃から父親の実家に畑仕事や山仕事で手伝いに行っていました。

空気も良く、海も山も川もあり絶好のロケーションで、思春期には一旦足が遠のきましたが、結婚し家庭を持ってからまた手伝いを再開するうちにいつしか自分でも自給自足的な生活がしたいと思うように。

一旦は父親の実家に引っ越し生活しようと、畑作りなどを開始しはじめましたが、頻繁に関わるようになりデメリットが見えて来るようになりました。

それは以下のようなものです。

先祖の土地のデメリット
  • 土地があちこちに散らばって存在する
  • 親類・縁者が多すぎる
  • 管理コストがかかりすぎる

順に見ていきます。

デメリット1:土地があちこちに散らばって存在する

父親の実家は祖父の時代に得た土地で山林や農地、自宅には蔵もあります。

山林が数箇所、田畑も数箇所とあちらこちらに点在しています。そしてその全てが他人の土地と隣接しています。

たとえば畑をする場合、草を生やしたままにする自然農法では隣に迷惑が掛かります。

お隣の畑はきれいに除草管理されていますので隣で草を生やし種が飛んできたら、やはり良い気持ちはしないでしょう。

境界近くの草だけはキレイに刈るといった方法もありますが、管理に手間がかかります。

管理できないことは無いけれども、できれば隣接していないほうが楽だし合理的です。

パーマカルチャーでは、ゾーニングという考え方があり建物などの配置はできるかぎり無駄のない配置が推奨されています。1箇所にまとまった土地があるほうが区域ごとの距離も近く無駄がありません

デメリット2:親類・縁者が多すぎる

父親の実家は親類・縁者が近隣に多く、世間一般的な生活をするなら大いに心強いでしょうが、私達のような生活は一般的でないため、おそらく親類・縁者の皆様に迷惑をおかけするであろうと考えるように。

田舎あるあるですが、苦情は私達の耳には直接入らず親類・縁者に入ります。

おたくの最近引っ越してきた親戚、変わった事しとるね」などと、いちいち親類・縁者の耳に入り、いらぬ心配をおかけするわけにはいきません。

デメリット3:管理コストがかかりすぎる

祖父の代に建てた家はとても大きく納屋もあり蔵も立派です。生活する上ではこの上なく恵まれた環境です。

しかしながら、建築物は必ず老朽化します。また、災害などで自分たちで修復不能なダメージを被ると結局プロに修復をお願いしなければなりません。

そんなに大きな家は必要ないと思っていますし、小屋を自分たちで建築すれば構造なども良くわかりますし、コンパクトなサイズであれば管理もしやすく日頃のメンテナンスも自分たちで掌握できます。

また、村でお寺を管理しており寺割という名で各家庭から維持費も徴収されており、周りは高齢の家庭が多く近い将来に負担がどんどん大きくなることも予想されます。

このように、何かと維持管理コストが大きいのは明白

お金の依存を減らす生活をしたいのに結局かなりのお金がかかるという意味の無いことになってしまいます

まとめ:先祖の土地移住は断念したが新たな土地でパーマカルチャーやります

結局、色々な要因が重なったのと息子が中学受験を希望したのもあって祖父の代からの土地への移住は断念することになりました。

いつも私達が大きな買い物や引っ越しの際、スムーズに行く事が多いのですが、祖父の土地への移住はあまりスムーズに動かないことが多く、何かの力で私達の祖父の代からの土地への引っ越しはやめたほうがいいと背中を押してくれたのかもしれません。

たか
たか

天国のじいちゃんが止めてくれたと信じてます!

しかしそのおかげで、岡山という新たな土地を発見することにつながりました

今後はこの岡山の土地をコツコツと整備して、パーマカルチャーの考えに基づきその土地の中だけで循環を実現できるようにしていきたいと思っています。

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この記事を書いた人
たか

20年近く身を置いたある業界で仕事をするうちに、健康面やライフスタイルについて深く考えることが増え、理想と現在の生活スタイルにギャップを感じるようになり、ついに新たな挑戦として農的暮らしを開始しようと決意しました。

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