確定申告「e-Tax」提出や「マイナポイント」申請に使える、NTTコミュニケーションズのICカードリーダライタ(ACR39-NTTCom)を購入しました。

これで自宅に居ながら、マイナポイントの申請やe-Taxでの確定申告ができます!
使用感とMacで使えるように専用ドライバーソフトをインストールする方法もまとめましたので早速紹介しますね!
製品の基本情報

まずは製品の公式基本情報から。
製品名 | ACR39-NTTCom(接触型・USBタイプ) |
適用カード | ISO7816-3準拠カード ※個人番号カード ※e-Taxをご利用頂くためにはe-Taxソフト、個人番号カードをご利用いただくためには公的個人認証サービス利用クライアントが必要です。 |
サイズ/重量 | 14.0mm(H)×69.0mm(W)×72.2mm(D)/57g |
インターフェース | USB2.0 Full Speed (12Mbps) ※USB1.1 / 3.0 でも動作可能。 |
電源 | 電圧:5V 消費電力:Max50mA ※USBハブでの使用はセルフパワー(電源アダプタ付)USBハブをご利用ください。 |
使用環境 | 動作時温度:0℃〜60℃ 動作時湿度:90%(結露しないこと) |
主な規格 | VCCI ClassB、RoHS2、EMV認定(レベル1) |
対応OS | Windows7、Windows8.1、Windows10 macOS 10.12、macOS 10.13、macOS 10.14 ※ご利用中のパソコンのOS及び「e-Tax」「公的個人認証サービス」 |
付属品 | 取扱説明書(保証書付) |
ACR39-NTTComの外観・付属品
ICカードリーダライタACR39-NTTComの外観と付属品です。取扱説明書と製品だけのシンプルなセット内容。
基本情報でも記載しておりますが重量は57gしか無いので、とても軽いです。

続いて製品の裏面です。裏面にはゴム足が4つあり、滑り止めになっています。
軽いので、ただ置いただけではUSBコードのクセで本体が浮いたようになるので、どちらかと言うとカードを差し込む時に上から本体を押さえて動かないようにするゴム足と考えたほうが良さそうです。

カードの差込口はクレジットカードなどエンボス加工(カード番号や名前など出っ張った部分)されたカードにも対応できるように左側が少し広くなっています。

本体からのびるコードの先はUSB端子になっています。USB Type-Cではありませんので、利用するパソコンが最近の新しい機種の場合、適合するのか確認が必要です。(USB2.0 Full Speed (12Mbps) ※USB1.1 / 3.0 でも動作可能。)

Macで使えるように専用ドライバをインストール
ICカードリーダライタACR39-NTTComをMacで使えるようにするためには、専用ドライバをインストールする必要があります。

我が家のMacはmacOS High Sierraです。
1.公式サイトにアクセス
まずは、NTTコミュニケーションズの公式ダウンロードページにアクセスします。
2.MacOS用インストーラをダウンロード
公式ダウンロードページにアクセスしたら、専用インストーラをダウンロードします。
「4.ICカードリーダライタ・ドライバインストーラ/アンインストーラmacOS用」をクリックします。


専用サイトには3をダウンロードしてくださいと記載がありますが、4をダウンロードしてください。
2022年2月15日追記
現在は6をダウンロードするようです。
ダウンロードが完了したらMacの「ダウンロード」フォルダに「AcrMacDriver111.dmg」ファイルがあれば成功です。

3.専用ドライバのインストール
先程の「AcrMacDriver111.dmg」ファイルをクリックするとモニターに以下が表示されますので、「NTTCom Smart Card Reader Driver.pkg」のほうをダブルクリック。

インストーラが立ち上がり、以下の画面になりますので「続ける」をクリック。

「大切な情報」が表示されますので読んだ後に「続ける」をクリック。

「使用許諾契約」が表示されますのでこちらも読んだ後に「続ける」をクリック。

「このソフトウェアのインストールを続けるには、ソフトウェア使用許諾契約の条件に同意する必要があります。」とアラートが出ますので「同意する」をクリック。

「"Macintosh HD"に標準インストール」と表示されますので「インストール」をクリック。

「このソフトウェアのインストール終了時に、コンピュータを再起動する必要があります。ソフトウェアを今すぐインストールしてもよろしいですか?」とアラートが出ますので「インストールを続ける」をクリック。

「インストーラが新しいソフトウェアをインストールしようとしています。許可するにはパスワードを入力してください。」とアラートが出ますので、MacOSの管理者パスワードを入力し「ソフトウェアをインストール」をクリック。

「インストールが完了しました。」と表示されますので「再起動」をクリック。

「"NTTCom Smart Card Reader Driver"のインストーラをゴミ箱に入れますか?」とアラートが出ますので「ゴミ箱に入れる」をクリック。


これでMacを再起動すれば専用ドライバのインストールは完了です!
ACR39-NTTComのレビュー
ICカードリーダライタACR39-NTTComの使用感です。
- 使い方は意外と簡単
- 時々カードを認識しない時がある
使い方は意外と簡単
準備前は面倒な感じがしましたが、接続からドライバのインストールまで思ったより簡単にできました。
カードリーダの使い方もカードを差し込むだけなので特段難しいことはありません。
時々カードを認識しない時がある
今回、マイナポイントを予約・申込するにあたり、4枚分のカードを差し込みましたが最後の1枚だけ奥まできちんと差し込んでいたにも関わらず認識しないことがありました。

一旦、USBをパソコンから抜き、カードを差し直したら無事認識できました!
まとめ:ACR39-NTTcomはMacで充分使えます
「【レビュー】ACR39-NTTComをMacで使う方法」を書きました。
導入から使用するまで、特に難しいこともなくデメリットは「USB type-C」が使えないことくらいでしょうか?

それよりも、今後確定申告など税務署に行く交通費や時間・郵便代の節約などを考えるとメリットが大きいと感じました。
今後、健康保険証や運転免許証もマイナンバーと統合が予定されていますから、ますますICカードリーダライタが活用できる機会が増えるんじゃないでしょうか?
マイナポイントの申請を機に導入を考えてみてくださいね!
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