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たけのこや竹の建材利用のまとめ

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【井戸水検査セット】敷地内に流れる湧き水を簡易的に検査した

井戸水検査セットで検査

日々開拓しておりますが、敷地内に流れる沢水の水質を簡易的に検査してみました。

いろいろ情報収集してみたところ、共立理化学研究所の井戸水検査セットがよく使われているようなので、購入してみました。

井戸水検査セットの内容

井戸水検査セットパッケージ表
井戸水検査セットパッケージ裏
井戸水検査セットセット内容
たか
たか

本来は正式な水質検査の後、日頃のチェックとして使うセットとなっています。

敷地のまわりには化学工場や建設現場、鉱山などはありませんので、簡易的な検査で良い結果が出ればひとまずOK。

洗い物やお風呂などの生活用水として使うには充分です。飲用したい場合は次のステップとして50項目以上の検査をしたいと思っています。

井戸水検査セットの測定項目

このセットで測定できる項目は、「pH」「鉄」「全硬度」「COD」「亜硝酸(亜硝酸対窒素)」の5つです。

pH

まずはpH。ペーハーまたはピーエイチと読みます。水の酸性、アルカリ性の程度を示す数値です。0から14までありますが、このセットで測定できるのは5.0から9.5までの範囲です。
通常、井戸水は中性(7.0)ですが、温泉などは地質由来でわずかに酸性、アルカリ性になる地域もあります。
コンクリートやセメントで井戸などを加工した場合はアルカリ性が強くなったりします。
何もしていないのに急にアルカリ性になった場合は周囲で工事などの影響があったりするので注意。

続いて鉄です。水に鉄が多く含まれると赤く濁って見えたりします。このセットでは水に溶けた溶存鉄が測定できます。反応時間を30分にすると溶存鉄と懸濁鉄、つまり水に溶けた鉄と溶けずに混じっている鉄の総鉄値がおおよそわかります。
このセットでは0.05から2mg/Lの範囲で測定できます。(1mg/Lが通常)
通常は毎日食べ物から鉄分は摂取しているので少し高いくらいは問題ありませんが、あまり多いと鉄臭くなりますし洗濯水に利用すると着色したりする場合があります。

全硬度

全硬度は水中のマグネシウムイオンとカルシウムイオンの量を炭酸カルシウムの量に換算したものです。このセットでは一般的に硬度と言われている全硬度(カルシウム硬度+マグネシウム硬度)が測定できます。
測定範囲は0から200mg/Lです。(20から100mg/L程度が普通)

たか
たか

よく言われる軟水や硬水というやつですね

COD

続いてCOD。読み方はシーオーディーです。こちらは化学的酸素要求量というものです。水中にある物質(主に有機物)が酸化剤によって酸化や分解される時に消費される酸素量のことです。
一般的に水中の有機汚染物質の量を示す数値とされています。
このセットでは0から100mg/Lの範囲で測定できます。(0から5mg/Lが望ましい)

亜硝酸(亜硝酸態窒素)

最後に亜硝酸(亜硝酸態窒素)です。食品やし尿などに含まれる窒素の一部が分解されてアンモニウムイオンになり、酸化すると亜硝酸イオンになります。
通常、地層中を流れる地下水には窒素類は含まれません。
このセットでは0.02から1mg/Lの範囲で測定できます。(検出されないことが望ましい)

実際に検査してみる

それでは実際に敷地内に流れる湧水を測定してみます。

鉄の検査結果の写真はなぜか撮影しておらず。。。

たか
たか

写真はありませんが、数値に問題ありませんでした。

pH測定結果
たか
たか

pH値はほぼ7.0の中性のようです。

全硬度測定結果
たか
たか

全硬度は50くらいで普通レベルのようです。

COD測定結果
たか
たか

CODは0で問題なさそうです。

亜硝酸(亜硝酸対窒素)測定結果
たか
たか

亜硝酸(亜硝酸対窒素)もほぼ未検出です。

まとめ:井戸水検査セットによる簡易検査はひとまずクリア

ひとまず5項目全てで問題なさそうで簡易な検査としてはクリアできました。
生活用水としては問題なさそうです。

簡易検査の段階で問題があったらどうしようと思っていたのでこの結果には安堵しました。

たか
たか

飲料水としては別の箇所から湧き出ている水源があるのでそちらをきちんと測定しようと思っています。

井戸水検査キットについては簡単に測定するには比較的安価で使いやすかったですので、これから簡易的に検査される方にはお勧めです。

もちろん、飲料水として使用できるのかの最終判断は50項目くらいのきちんとした検査をクリアしないといけませんので注意してください。

この記事を書いた人
たか

20年近く身を置いたある業界で仕事をするうちに、健康面やライフスタイルについて深く考えることが増え、理想と現在の生活スタイルにギャップを感じるようになり、ついに新たな挑戦として農的暮らしを開始しようと決意しました。

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