当地では何箇所か水が湧いているところがあります。
その中でも石垣から湧き出る湧き水を整備して飲料水として使用しています。
以下はこの石垣から湧き出る水を、飲料水として飲めるように整備した記録です。
湧き水を飲めるように整備【初期バージョン】
初期の頃は石垣前に石と土でダムのように堰き止め、竹筒を割ったものを差し込みゴミが入らないように別の割り竹を屋根のようにかぶせた簡素な作りのものを作成しました。(2023年7月20日作成)
ソーヤーフィルターという、すごいフィルターを通してから飲んでいます。
「ソーヤー」は、創業以来、水、紫外線、害虫、怪我といった世界中で多くの人が直面する問題の解決に取り組んできました。「ソーヤー」の浄水フィルターは、水に溶けた化学物質やウイルス以外の、有害な病原体を宿したバクテリアや水生微生物を99.99999%除去でき、ポータブル浄水フィルターとして世界最高水準の除去率を誇ります。
ソーヤー公式サイトより引用
使っているのはSP129という、少しサイズの大きいタイプ。なんとこのフィルター38万リットルもの水をろ過できる能力があります。(メンテナンスは必要)
湧き水を飲めるように整備【改良バージョン】
簡素な作りだと横から漏れたりしてうまく水が汲めないので、本格的に整備していくことにしました。
取水口→第一タンク→第二タンクと設置するのが目標です。
2024年3月時点では、第一タンクの設置までは完了しています。
取水口の整備
2023年8月26日、いよいよ本格的に整備を始めました。
まずは水を溜めるために穴を掘ります。
畦ガードという田んぼの畦から水漏れを防ぐシートに合わせて深さを決めます。
穴が掘れました!
施工途中が写ってませんが、畦ガードで囲い砂利を入れました。周りを先程掘った土で埋め直します。
ホームセンターで調達した塩ビパイプで取水口を作ります。ドリルで穴をたくさん開けたところから水が入り、下の口から水が排出される仕組みです。
さっそく作成した取水口を取り付けていきます。
取水口制作中の1時間ほどで結構水の濁りが取れてきています。
取水口を取り付けるために畦ガードにホールソーで穴を開けます。
開けた穴に作成した取水口を差し込みます。
外側はこんな感じになります。
ソケットを外側からねじ込みます。
大雨などで取水口からの流量を超えてしまうほど水量が増えてしまった場合に溢れた水を排出するオーバーフローを作成していきます。
写真は取水口取り付け2日後(8月28日)の撮影です。
取水口を取り付け後、砂利を追加で入れました。その後取水口取り付けした上部にもホールソーで穴を開けました。
9月3日、オーバーフロー用のパイプも作成します。息子が穴あけを手伝ってくれました。
またも施工中の写真がありません。いきなり取り付け後の写真です。
取水口用パイプ取り付けと同じように取り付けた後、メンテナンス用の地上に出るパイプも取り付けました。(地面に対して垂直に伸びる部分)
また、取水口側にも次の第一ろ過タンクに伸ばす延長パイプを取り付けました。最後に砂利をさらに追加しています。
砂利を満タン入れたらゴミや汚水が入らないように防水シートでカバーします。
使用したシートはバイオジオフィルター用に準備していたものから拝借しました。
取水口整備は一旦これで終了です。
第1タンクの作成
今回は取水口から来た水を沈殿ろ過するための第一タンクを作成します。
タンクには集水マスを利用しました。
蓋付きで5,500円(2023年9月頃時点)ほどしました。
2023年9月23日。集水マスを加工していきます。
手早くやらないといけなかったため、施工の写真がありませんがこんな感じに配管しました。
前回までに作成した取水口から来た水は上の穴から入ってくることになります。
下の2本は左側がオーバーフロー用で右側が第2タンクへの排出口です。
第2タンクへの排出口はドリルで何箇所も穴を開けています。
第1タンクを設置するため穴を堀り整えます。息子が手伝ってくれました。
日没が迫っていて急いでいたため、またも作成過程の写真がありません。設置した写真です。
翌日に、第1タンクの掃除時に第2タンクにゴミが流れていかないようにするためのコックを取り付けました。
タンクの中はこのようになっています。
第1タンクも設置できたので取水口からのオーバーフロー管を延長しておきました。
次回は第2タンクの作成です。
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