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自然農法(自然菜園)を始めるのにおすすめの本【15選】

自然農でおすすめの本

自然農という農法があります。提唱者によって自然菜園とか自然栽培とか言う場合もあります。自然農とは諸説ありますが、大まかに言うと以下の通りと考えます。

  • 草や虫を敵としない
  • むやみに土を耕さない
  • (工業製品としての)肥料や農薬を持ち込まない
  • 放任するわけではない。

今、ヨーロッパなどでも持続可能な農法として注目されています。まだまだ私自身も初心者ですが、少しは実践していますので、これから自然農(自然菜園)を始めるのにオススメの本を選びました。
こちらでは、自分が実際に読んだ本だけを紹介しますので、今後新たに本を読んだ場合は追加するかもしれません。

おおきく分けて「概念・考え方」を知るための本と、実際に作物をどう育てるかの「実践」を知るための本に分かれます。読むにあたってはどちらが先でも良いと思いますが、個人的には一方だけに偏らないほうが知識の幅が広がって良さそうだと思います。

それでは、いってみましょう。

自然農(自然菜園)の概念・考え方について知りたい

自然農(自然菜園)の概念・考え方について知りたい

自然農(自然菜園)を始めるにあたり、概念や考え方を知りたいという場合におすすめの本です。上から順番に読みやすいと思います。

自然農 川口由一の世界

川口由一さんの基本的な考え方に触れることができ、対談形式で読みやすいです。

妙なる畑に立ちて

少し難しくなりますがもう少し深く掘り下げた考え方・概念を知る事ができます。上の本が読めたら比較的頭に入りやすいと思います。

自然農法わら一本の革命新版

自然農といえばこの人といっても過言ではありません。が、初心者が読むのにはなかなか気合がいります。少し理解度が深まった方におすすめの本です。

自然農(自然菜園)の入門書が読みたい

自然農(自然菜園)の入門書が読みたい

詳しい本よりもひとまず初めてだから比較的簡単な本が読みたい方はこちら。

自然農法でおいしい野菜づくり

簡単に概念に触れられており、それぞれ野菜の育て方も掲載されています。

自然農を実際にどう実践するか知りたい

自然農(自然菜園)を実際にどう実践するか知りたい

まずは、がっつり自然農を実践するのにおすすめの本です。自然農の場合は川口さんの本が多いですね。

自然農・栽培の手引き

川口さんが監修され、川口さんの元で学ばれた鏡山悦子さんの本です。

かなり詳細に書かれており、詳しいです。写真は巻頭に少しある程度で文中ではもっぱらイラストが使用されています。稲作りにも触れられていますので、かなりオススメの1冊です。

我が家では最近(2024年)は、こちらの本を中心に実践しています。

はじめての自然農で野菜づくり

カラー写真がふんだんに使われとても読みやすいです。がっつり自然農でなくても参考になる部分は多いです。

完全版 川口由一 自然農

2019年に第1刷が発行されたB5版サイズの本です。自然農40年の集大成を簡潔にまとめてあります。

全編カラーで非常に見やすくわかりやすいです。約130ページとボリュームもあります。

第1章では自然農の原則。「耕さない、農薬・肥料を持ち込まない、草や虫を敵にしない」について簡単に解説。

第2章でははじめの一歩として畝の立て方や自然農で使用する道具類の説明、種の降ろし方などを解説。

第3章では40種の野菜についての育て方の解説や田んぼで米作りの解説もあります。

第4章では川口由一さんが自然農をはじめるきっかけから自然農を実践する中での葛藤など歩みが語られています。

自然農の野菜づくり・自然農の米づくり・自然農の果物づくり

こちらの3冊は「はじめての自然農で野菜づくり」でおおまかに理解ができたら、読みたい本です。もちろん、米作りや果物づくりはしない!という方は野菜づくりのほうだけでも大丈夫です。

三浦伸章 ガッテン農法

2021年10月12日追記
最近は、三浦伸章さんのガッテン農法を知り取り入れています。種や苗の気持ちで語られていたりして面白いです。おすすめ。

自然菜園を実際にどう実践するか知りたい

がっつり自然農ほどでは無いけれども、少し現代の農法も取り入れた自然菜園がやりたいという方におすすめの本です。自然菜園は竹内孝功さんの本を主に選ぶと良いでしょう。

1m2からはじめる自然菜園

日本の住宅事情も考えた、1m2サイズでもできるプランからもっと大きな菜園をお持ち (お借り)の方にも使えるプランなどが掲載されています。たいていの野菜は載ってるはず。

無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜

比較的誰もが栽培するであろう作物はほとんど網羅されています。「1m2からはじめる自然菜園」で物足りなかった方におすすめの本です。

これならできる!自然菜園

上記2冊よりも少し古い本ですが、さらに詳しく解説された本です。もう少し掘り下げたい方におすすめの本です。

自給自足の自然菜園12カ月

こちらは少し毛色が変わって、田舎暮らしで自給自足を念頭に置いた本です。鶏の飼い方やさばき方、こんにゃくいもの栽培からこんにゃく作り、味噌作りなど竹内さんが実践されている自給自足のエッセンスが込められています。もちろん野菜の栽培方法や連作の仕方なども掲載されており、著者の新田さんも自給自足を実践されている方なので、田舎暮らしにあこがれている方も楽しめる内容となっています。

自然農法(自然菜園)を始めるのにおすすめの本まとめ

自然農(自然菜園)は、持続可能な農法としてとても期待される農法です。世界情勢も不安定な中、肥料なども価格が高騰するかもしれません。何より肥料や農薬などはほとんど外国に頼った資材でもあります。

それらをほとんど使わずに野菜を栽培できれば持続可能な農法として継続できますし、実践すると生き物がとても増えます。畑に出ると生き物が豊富なだけでとても豊かさを感じますよ。

そして、自然農(自然菜園)を実践するとわかりますが、色々失敗します(笑)

けれどもその都度ご紹介した本などを読み返すと、その都度発見もあります。ぜひ一度目を通して見てくださいね。

この記事を書いた人
たか

20年近く身を置いたある業界で仕事をするうちに、健康面やライフスタイルについて深く考えることが増え、理想と現在の生活スタイルにギャップを感じるようになり、ついに新たな挑戦として農的暮らしを開始しようと決意しました。

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