ジャガイモの栽培【2022年】
2022年春のジャガイモ栽培の記録です。今年から岡山で本格的に自給できる体勢を目指していきます。
50年以上手付かずで竹林に覆われた土地を開墾して畑にしています。つまり初年度の挑戦ということになります。
これまでは1m×2mの面積で栽培していましたが、今年は1.2m×7mの面積にグレードアップ!
種芋の数も必要個数がめっちゃ多くなります。
今年は「デジマ」と「アンデスレッド」の2品種を栽培することになりました。
うまくいけば今後、収穫したイモから種芋を選出し春作から秋作、そして毎年つないでいけたらと思います。
初年の主な条件は以下です
- 開拓したばかりの畑のため草が生えていません
- 水田跡地の為水捌けがあまりよくありません。
- 50年放置され、枯れ葉や枝が堆積し富栄養化していると思われます。
春作
事前準備として種芋のへそ部分のカットと芽かきをして乾燥を行ってあります。
芽出ししていた種芋のへそ部分を切ります。
今年は逆さ植えに挑戦するので、逆さにした時に真下に来る芽も欠きました。
これは意味がなかったかも知れません(汗)
畝幅120cmの畝の両端に株間30cmで植え付けしました。中央にはネギが来る予定。
4月16日には、無事にデジマの発芽を確認しました。
右列のアンデスレッドもデジマほどではありませんが、ちらほら発芽を確認できました。
ゴールデンウィークには随分成長しているのを確認。茎の伸びるスピードが早すぎるのが気がかり・・。なんだか間延びしてます。
株元はこんな感じになって来たので、土寄せと芽かきをします。
5月22日にはアンデスレッドの開花を確認しました。
ここで、カメムシがついているのを発見しました。写真がピンボケで申し訳ありませんが、中央の赤丸部分にカメムシの姿が発見できると思います。
ジャガイモにカメムシが着くのを初めて見ました・・・
おそらく、長年の有機物(枯れ葉など)の堆積があったため一部の栄養素が突出して存在しているからだと思います。
そろそろかな?と試しに収穫してみました。
病気もほとんど見られず、サイズは少し小ぶりですがなかなか上出来です。
シンプルに茹でて塩胡椒で食べました。
いつもながらホクホクでうまーい!
少し日数が飛びますが、7月に確認するとほとんど倒伏してしまいました。
これまでの成長を見ていると、全体的に茎が間延びしているな・・・と思っていました。
やたら背の高いジャガイモになっていたため、強い風が吹けば倒伏するのは当たり前ですよね。
倒伏してしまってから、翌週ですが収穫してしまいました。
40個植えたにしては少し少ないですが、初年度にしては上出来ではないでしょうか!
このジャガイモから秋用の種芋をより分け、残りをおいしくいただこうと思います。
秋作
9月に入ったので、さっそく浴光させ芽出ししていた種芋を植えました。
春作は両サイドに植えておりましたが、今回はネギの植っていた真ん中にデジマとアンデスレッドを交互に植え付け。
春の植え付けの時より少し土の状態が良くなっています。
植え付けから2週間後、発芽して順調な成長を確認。
少し開いて10月20日に確認すると、やはり春作同様間延びして育っています。
翌日に土寄せしておきました。
途中、やはり倒伏しており今回は花も咲きませんでした。
そのまま秋作ジャガイモを収穫しました。
また、この採れたジャガイモから種芋をより分けたいと思います。
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